枯れたコウホネの茎に止まるため舞い降りたダイサギ。先日の寒気に押されて
南下する途中に立ち寄ったようです。サロベツでシラサギは春と秋の渡りの時期
に少数が見られる程度なので、どちらかといえば珍鳥になりますが、今の時期に
見られるのは希です。他に2羽、合計3羽のダイサギが翼を休めていました。
シマリスたちは、先日から冬眠に入ったものが多くなり、餌探しに出歩いている
ものが珍しくなっています。このシマリス君も巣穴(地下に深く掘った巣穴)近くで
餌探しの途中、ずいぶん眠たそうな顔で一休みをしていました。この子も間もなく
冬眠しそうです。
まだ耳と鼻に茶色い夏毛が残る白変終盤のユキウサギですが、
貴方が名づけるなら 「耳茶」?それとも「鼻茶」?
雪の積っていない水辺で餌を探すミヤマカケスたち。普通は近くにいるカケス同士で
牽制をして、弱い方が追い払われるため、2羽が仲良く一緒に餌探しをしているのは
あまり見られません。
サロベツでは、ほとんどのカモ(陸ガモ)たちが既に南下しました。先日から沼や川で
一番目立つのが、カワアイサとミコアイサです。まだオスたちは換羽があまり進んで
おらず、換羽が早い一部のオス以外は、メスと似た羽毛のものが多く見られます。
写真のアイサは、大きい方の5羽がカワアイサ。小さい方の5羽がミコアイサです。